佐藤泰志。

海炭市叙景』。

大好きな映画です。

 

モノクロームで重苦しい函館の情景、

リリカルに響くジム・オルークの音楽、

竹原ピストル、小林薫加瀬亮の三人を代表とする、

どこまでも生臭い役者たちのうごめき。

 

冬が来る度に観なおしたくなる作品であり、

生きるとは? 幸せとはなんぞや?というような

柄にもないことを考えさせられる、

素晴らしい作品です。

 


映画『海炭市叙景』予告編 - YouTube

 

原作となる短編小説を書いたのが

41歳のときに自ら命を絶った、

作家、佐藤泰志

 

そんな佐藤泰志が書いた作品が

またひとつ映画化されました。

 

『そこのみにて光輝く』。

 


映画『そこのみにて光輝く』予告編 - YouTube

 

こちらはまだ公開前なので、

詳細を書くのを控えますが、

感想を箇条書きで。

 

高橋和也はいつ見ても素晴らしい。

池脇千鶴はとにかく艶めかしいし、愛らしい。

菅田将暉は若手では抜群だと思う、とにかく。

綾野剛はこの作品で少し好きになった。

 

誰だお前は?ってな上から目線ですが、ご勘弁を。

 

スタッフの多くが『海炭市叙景』に参加していた方なのですが、

最近自分は「撮影」に注目しています。

 

両作品を撮影しているのは、近藤龍人。

 

ざっとその参加作品を並べてみると、、

 

 

どんてん生活ばかのハコ船」「リアリズムの宿」「天然コケッコー」「マイ・バック・ページ桐島、部活やめるってよ」「横道世之介

 

と、もう完全に現在の邦画界に欠かせない人物なのです。

 

映画では、どうしても

監督や役者、そしてプロデューサーぐらいまでしか

脚光を浴びることがありませんが、

個人的にはもっと「撮影」にフォーカスしてもよいのでは

と思ったりしました。

 

ちなみに、

『そこのみにて光輝く』のパンフレットでは、

監督と撮影・近藤龍人の対談が掲載されております。

こちらも必見かと。

 

『そこのみにて光輝く』。是非。